すくしょ。

マサラタウンのよあけ

大学の自由科目、つまり卒業に必要な単位数には加算されない換わりに勝手に取りやがれバカヤロー解散的な科目がある。
そんなんで、自主工学なんとか設計とかいうのが、正式名称も覚えていないぐらいの科目があった。
とりあえず話だけでも聞いてやろうかと、一番初めの授業に出たわけだな。そのときはまだ取る科目が変更できる期間。
数分後、
ゼミ室にいた。

ときに、僕は自分で思っているよりも行いは人よりも悪いほうらしく、あんな目やこんな目に遭わされていたりするのだけれども。周囲の冷ややか温かい目に見守られつつ、ここまで来ているわけで。そこは感謝多謝。

で、その第一回目の授業に出たのは5人ほど。ありゃこりゃ取るのはやめるかなと思っていた。
そのときの先生が説明された授業の概要は、各研究室に行って思い思いのことに取り組んだり、先生の手伝いをしなさい、とのことだった。ちなみにこの授業は水曜日の5コマ目に配置されているのだが、これはカモフラージュで、赴く時間は結構適当らしい。

適当っぷりがさく裂したのは直後。
知っている学科の先生の名前をホワイトボードに書いた先生は、
「どれに行く?」
と、唐突に聞くのであった。

近年稀にみるお人よし体質かつ流されやすい体質のハイブリッド体である僕はその場に流されるまま、「○○先生のゼミで」と言ってしまった。
「じゃあこうか」
そうやって僕はゼミ室へと通されたのであった……。

しゃあないので、その部屋で先生の言葉を聞いていると、適当っぷりがさらにヒートアップ。
「適当にやること決めて。再来週言って」
しょうがないのでマイコン関係でいいですかと僕。ていうかこの先生アナログ電子回路の専門家だった気が。そこでデジタルアンプが作りたいなんて的外れ的な。やっぱ専門家でも専門外は何も知らないもんだね……。当り前か。

で、その再来週が今日だったんだけれど、行ってみたらなんか紙渡された。
マイコンと周辺回路の動作について」という表題で書けとのこと。ていうか期限来年だし。どうしたものやら。

次回予告(ただし予定は未定)

さて何やろうかという話。
マイコンと周辺回路と言われたもので。デジタルなマイコンを用いてアナログ回路を動かすみたいなんでいいかな。デジタルが主でアナログが従みたいな。
アナログと言えば電源回路とか、増幅回路とか、センサ回路とか。あと何があるんだろう。わしも専門外じゃ。

とりあえず電源回路だなあ。こいつの制御をTinyなAVRにでも任せてみる。電圧可変みたいな。スイッチングレギュレータで構成するかな。スイッチング技術使ったら思いっきりデジタルだけれど。あとはチャージポンプで負電圧を作るとか。オペアンプに必要だしね。

増幅回路。これは前述のデジタルアンプで。ΔΣ変換がよくわからないのでそこは調べているところ。積分器なんかで構成すればできるらしい。さらにこれを録音とかできちゃったりして。それだとウハウハなんだな。

センサ回路。これについては未定。つか手持ちのセンサ部品はデジタル出力が大半だ。当り前か。アナログなんて扱えきれないと思っているんだから。

適当に調べてみるか。